
こんにちは、メグです^^
年に一度の彫紙アート協会会員のお祭りともいえる、「一般社団法人 日本彫紙アート協会」主催の「全国彫紙アート展」が今年は9月6日(水)~10日(日)まで、目黒美術館内区民ギャラリー(入場:無料)で開かれます。
(彫紙アート「認定講座」「一般講座」のいずれかを受講する場合に、一般社団法人 日本彫紙アート協会の会員となり、正会員、もしくはプレミアム会員(インストラクター資格取得者)が、作品展への出展ができることになっています。)
昨年までは大阪と東京、二か所で開催されていましたが、今年から東京一か所に全国からの作品が集まって開催!
私にとっては三度目の正直?!ならぬ三度目の挑戦になります。
出展できなかった昨年から、ずっとテーマにしたかった「オクラ」(正確にはこのオクラの花)です!
紙選びも終え、下絵もとりあえずはでき、とにかく彫り始めねばと始めたのが8月11日。
さぁ~~しかし!!ここで、普段全然作品を作っていないということを実感させられました。
自分のやろうとしていることに自分の技術がともなっていない・・・・
これは最初に綴じる方を反対側にして始めたらよかったのに、なぜかこの彫りに近い方を綴じて始めてしまったのにも問題があったのですが、
彫りが・・・・・・
なっとらん・・・・ 汚い・・・・
ガタガタです・・・・
芸能人は歯が命ならぬ、彫紙アートは断面が命ともいえるのに・・・
前回の作品もそうだったのですが、真っすぐ彫っているつもりなのに彫りが深くなっていくにつれて、だんだん断面やカーブが歪んでくるのです。。。
一枚一枚下へ彫っていくので、ゆがむはずはないのですが、本当に微妙な彫りの角度がだんだん下へ影響してくるのですね。
上の彫紙アート展の写真の、林敬三先生の作品を見ていただいてもわかりますが、その断面の美しいこと!!
これがやっぱり日ごろから作品を作って上手になっていくものなのだと改めて情けなくなりました。
≪平素からしっかり作品を作っていこう≫
おまけに下絵の細かい部分の番号を少しおろそかにしてしまって彫りにとりかかってしまったのであやふやなところでなんと、
「あっ!(切り)落としてしもた!!」とか
「あっ!間違えた!!」
とか、、、
修正もできないことはないのですが、とにかく切り落としてしまったところはもう諦めるしかない場合も多く、、
ここはホントに反省です。
≪細部までしっかり番号をつけて彫り始めること≫
いやいや、苦戦いたしました。
半分彫るのが恐くもなってしまいました。
といいながらもしかし、とにかく彫り彫り、彫り続け、仕上げるしかありません。
そしてそして
なんとか仕上げ、額屋さんへ預けてきました。
先ほどの部分をチラリ
そして、今回表現したかったのは、オクラの花のかわいらしさというか、キレイさもなのですが、
できあがってみると、やはりちょっと冒険して選んだ色に違和感が、、
そして、影の取り方が難しいのですが、あまりいい感じではないように思えます。
これも彫り始める前に、テスト的に別に色を組んでみて少し彫ってみるべきでした。
≪重要な部分は事前のテスト彫りも必要!≫
以上のようなことを今回の反省点としつつ・・・
しかし、もちろん、全力は尽くしました!!
作品よ、行っといでーーー!と言ってやりたいと思います(笑)
ここまでおよみくださり、ありがとうございます。