
こんにちは、メグです^^
私が今まで一番向き合っていた、とてもやっかいな感情が
「怒り」
です。
しかもそれを感じている相手がこれまた一番身近な関係である(はずの)夫。
「怒り」の感情ってほんとに実にしつこくて、自分ではなかなかどうしようもできないものですよね。
まったくやっかいですね。人生は修行です😓
そして、他の人間関係においても、その関係をダメにしてしまう一番大きな感情はやはり「怒り」なのではないでしょうか。
私がマインドフルネスに取り組み始めたのも、この「怒り」の感情をなんとかできないかと、本当にずっと長いこと思ってきたからなのです。
怒りは悪い感情ではない
こちらの本によると、まず
「怒りは悪い感情ではない」と書いてくれています。
何もないのに突然「プンプン💢」とはなりませんよね。
怒りを感じるには何か一応理由があって、それで「怒り」が湧いてきますよね。
「相手によって自分の中にある大事なものを傷つけられた、もしくは傷つけられないように」
と湧いてくる感情です。
「怒りは悪いものではない」というのは
実は怒りの裏に「自分が本当に感じている感情」があるからなのです。
怒りの裏にある本当の感情を知る
例えば私は夫に、自分が一生懸命やっていることを酔った勢いで簡単に「騙されている」と言われたことがあります。
その時は「はぁ?!」となり、そのやりとりで腹が立ち、それ以来LINEを削除した(笑)ということがあったのですが、「騙されているか騙されていないか」とか「夫が酔っぱらっていた」とかは全然問題ではなくて、その時の私は腹の中は「なんのためにやってると思ってんの」とか「そんなことはあんたが決めることじゃない」とかただ腹が立っていただけなのですが
マインドフルネス的に考えてみると
「自分が一生懸命やっていることをけなされた」=「自分を認めてもらっていない」=
「情けない、悲しい」
という怒りの裏にある「本当に感じている別の感情」があって、この弱い、見たくない感情と直面しないように、これを感じようとしないために、「怒りという強い姿勢で対抗していた」のです。
「怒りは自分の心を守ろうとする感情でもある」
なので、怒りを感じないようにしよう、無理やり抑え込もうとしなくてもいい、
怒りは悪い感情ではないのです。
まずはこういった怒りの感情の裏にある、実は本当に感じている感情を落ち着いて観察し、理解するだけでも怒りは減っていくとのことです。
怒りは悪い感情ではないが
怒りを感じたその時にそんな風に適切に対処し、後に引きずらなければいいのでしょうが、その方法がわかっていないと、その時に表面的に感じた怒りの感情をただ押し込めてしまい、その時はなんとか気分を変えてやり過ごしたりしますが、
また同じようなことがあった時、また違うイヤなことがあった時、された時に湧いた怒りとともに、前に押し込めた怒りの感情までがくっついて湧いてきて怒りが大きくなる・・・・
私の場合もそんな感じで、今となってはもうどんな理由で、何があって怒りを感じたのかという細かな理由までは全部は思い出せないのに
ただその時に感じた「怒り」の感情だけが忘れられずにどんどん積み重なって大きくなっていて、自分ではどうしようもなくなっていたのでした。
「怒り」が問題なのはこんな風にその「怒り」に自分が振り回されてしまうこと。
外へ反射的に怒りをまき散らしたり、イライラし続けたり、その行為は周りにも、そして、自分の心や身体の健康にも悪影響を与えてしまうのです。
私も夫がいるところではいつも、何もなくても勝手に「怒り」の感情だけがわいてくる・・・どうしようもなくて嫌な自分しか見れない・・
こんな自分が嫌で嫌で「最悪」としか感じられませんでした。
しかし、相手に怒らされていると感じているうちは、怒りがなくせないとのことなのです。
確かにそうかもしれませんね。
いつも、「相手(夫)がこうだから」「相手(夫)がもっとこうしてくれたら」「こう言ってくれたら」と不可能とまでいえるようなことしか思えず、堂々巡りを繰り返していたのです。
怒りをコントロールする方法
怒りを感じる相手とは、離れるのが一番でしょう。
それができればコトはカンタンです。
それができないから日々悩んでいるわけです。
相手を変えようとするのはもっと無理な話なのです。
自分で変えられないことについては、思い通りに変えようとするのを止めて、
思い通りにならないことを受け入れる心を養っていく、思い通りにならないことを受け入れられるような「心の器を大きくすればいい」のです。
よく「あの人は心が広い」と言いますが、そういう心の器の大きさをマインドフルネスの「気づき」と「受容」で養っていけるのです。
マインドフルネスの基本は、
自分の心の弱さや、心の傷、本音に気づいてそれを「受容」していくこと。
自分の感じているどんな感情も、無視したり、感じていないフリをするのではなく、気づいてあげてそれでいいんだよと受け止めてあげることによって、心の器が広がっていくのです!
「私がなんのために一生懸命やってると思ってんだよ、コンチキショー!」だけではなくて、さらに
「そっかぁ、情けないし、悲しいよね、ほんとはそう感じているんだよね~、、そう感じていたんだよね。」
と、自分の心のお世話をしてあげることで怒りがコントロールできるようになってきます。
まとめ
「怒り」は自然な感情なのですよね~
怒りをポジティブに変えたり、抑えたり、無理なことをしようとするのではなく、怒りを怒りのまま、そして、その奥にある本当の感情もすべて受け止めて、受け止めた上で受け流していく。。。
勝手に湧いてきた怒りを暴走させないように上手にコントロールするのがマインドフルネスなのです。
毎日忙しく働いたり、何かを求めて忙しく動き回る・・・
そういった外側を変えようとすること、努力することも大事ですが、落ち着いて自分が本当に感じていること、内面を感じることもとても大事で、
「自分をちゃんと見てあげる、感じてあげる」ということがとても欠けていました。
この外側と内側のバランスがとても重要だということが、マインドフルネスを実践してよくわかってきました。
「嫌だ」とか「嫌い」とかマイナスの感情が全くなくなるわけではありませんが、いつまでも勝手に湧いてくるマイナスの感情に、とらわれ続けていることはなくなって気持ちを落ち着けることはだんだんとできるようになってきました。
そして、ちょっとスピリチュアル的なことになりますが、いつもいい気分でいられるようにすることも、「すべてはつながっている」「引き寄せ」にもおおいに関係があるそうですよ!
しかし、環境は変えたいですね、こりゃ本音。。。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。