マンガ西炯子著『娚(おとこ)の一生』歳の差婚、アラフィフ男性のガンバリにエール?!

こんにちは、メグです^^

私にとってのマインドフルネスの一つ「マンガ本」。

ぐわぁ~~っっと忙しくしたあと、無理やり一息ついて、マンガ本に熱中する。。。
「今ここ」に集中するマインドフルネスなのであります。
無理やりこじつけている・・・かもですが、

いやいや、

忙しい毎日にこんな時間も絶対必要だ~と思わせられる、
面白いマンガ本が読めたひととき・・・

そんな感じの『娚の一生』でした。

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ストーリーは簡単に

東京の大手電機会社に勤める堂薗(どうぞの)つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。
葬儀の翌日、祖母が昔、大学講師をしていたときの教え子だという中年男性、海江田醇(かいえだじゅん)が現れる。海江田は祖母から鍵を預かったと言って離れに住み着き、ふたりのなりゆき同居生活が始まった。つぐみのことを好きだと言う海江田に惹かれはじめながらも、恋に臆病になっているつぐみは素直になれない。しかし、お盆で集まった親戚を前に、海江田は結婚を宣言。

「娚の一生」 第二巻より

娚は「おとこ」とは読まないが

本の題は「おとこのいっしょう」なのですが、そもそも「娚」という漢字は「おとこ」とは読まないのですね。

変換してもいっこうに出てこないので、はて?はて?

そして実は・・・

「読まれへんし・・・・😓」

調べてみると、「読み:ネン、ダン、ナン、めおと」と読むそうです。
これ一文字で「妻と夫」あの「めおと」の意味だそうなのですね。

「男の一生」では海江田だけが主人公になってしまうのですが、確かに、作者の西炯子さんも男の海江田と女のつぐみ、男と女の話ということでこの女と男を合わせた漢字をあて字にされたそうです。

この辺りは確かになんかお洒落っというか、センスいいな~という感じがします。

酷評もいろいろあれど

西炯子さんの著、「お父さん、チビが…」に引き続き「姉の結婚」となかなか面白かったので、映画化されたというこの『娚の一生』も楽しみに読みました。

またまた借り物です^^

それはさておき・・・

 

結構酷評と、意見が割れているようなのですが、私はなかなか面白かったですね~

いや、ヨカッタですよ

結構ドキドキさせられました~😊

おっさん「海江田」

絵がねぇ、海江田の顔がやっぱり票が分かれるところじゃないのかと思うんですよねぇ

肩書は大学教授なので問題なし。まぁまあ、かっこいい系のおっさんなのかな。
あの「オッサン」にしてどあつかましいというかストレートなところというか、複雑な子ども時代を送りながらも自分に自信を持っていて、ある時はすごく落ち着いて大人っぽかったり、またある時は少年みたいだったり、
こんな中年の不思議系オッサンにまたうまいこと「あら、こんな迫り方されたら💗」とちょっとドキドキしてしまうんですよね~

同年代のオバチャンがそう思うんですから、30代女子は、いや、これちょっと「オッサン海江田」好きになっちゃうんじゃないんですか~?こりゃ!
20代女子だったら、キモチ悪~~になるのかな笑

ただ、書いたように、顔が・・・顔がねぇ、、
よくわからないんですよ笑

目が死んでるし・・・なんだろう、わざとなのかな、ここなんですねぇ

でもまぁ、それを、情緒的な表現とか、いろんな角度から描くことで非常にうまくカバーして、とても魅力的な男性にしているところがスゴイのではないでしょうか。

30代女子つぐみ

女の子はとても魅力的に描かれるんですね~

キャリアもあるし、歳のわりに(?)可愛いし、スタイルもいいし

で、「姉の結婚」でもそうでしたが、昔の恋を引きずってなかなか前に進めない女の子が葛藤しながら、目の前の男性に心を開いていく様子がやっぱりいいですね。

こんなところが同年代の女子の共感を得るのかもしれません。

まぁ、ドキドキさせられたから良し

高校生くらいのキャピキャピ恋愛マンガはもう入っていけませんが、ま、大人の落ち着いた恋愛、しかも同年代ががんばっている(男性ですが)お話しということで、かなりの私的な思いが入って点数は高くなっているかもしれませんが、

久しぶりになんか読んでる最中いろんな意味で(単純な話と思いきや、結構展開もいろいろあって)ドキドキしっぱなしでしたので、なかなか面白く読めました~ハイ!

しかし、50過ぎても男性はそんな感じで、まだまだいけますからねーーー
うらやましいですね😇

そして歳の差婚の懐かしイチ押しマンガが

と、この歳の差婚のマンガで思い出したのが我が蔵書マンガのコチラ😊

今の若い子にはちょっと古臭いかもしれないんですけど、まだまだ可愛らしい女の子だった頃笑、純粋に胸キュンとなった『希林館通り』。

なんと、見てみましたら昭和54年~始まったこのマンガ。

我々が高校生時代、自分とこの丁度同じ歳の主人公高2の「花梨(かりん)」ちゃんとを重ね合わせ、 といっても、花梨ちゃんは私みたいに引っ込み思案とか人見知りとかじゃなくて、元気で明るい、でも好きな人の前だとしおらしくなってしまうような好感度抜群の女子なのですが
その花梨ちゃんと、これまた超カッコイイ、カッコイイというのは顔、姿だけではなく、学者肌で言葉少なではありながら、男らしいというかなんというか、もうそりゃ素敵で女生徒の憧れ的な先生。 その先生がなんと!花梨ちゃんにプロポーズをするのですよ! うおー!もうなんという展開!!あ、書きながらちょっと興奮してしまいました。

合わせて姉、妹の複雑な恋の行方もおりまぜたそれぞれの恋と人生、日々の昔の古き良き時代の生活みたいなの物語・・・おー!懐かしです~!!

往年の名作といっても過言ではないマンガです!

あー、また読みたくなったなぁ~~~!!

 

というわけで、、、

話が脱線してしまいましたが・・・

(すみません、「娚の一生」であんまり盛り上がれなくて・・・)

 

そして、、、↓Kindleですぐ読めます😊(どちらかというとこちらを読ませたくなってしまいました…自分でも驚きのこの展開…😅)

 

ここまでお読みくださり、、ありがとうございます。

 

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