
こんにちは、メグです^^
老夫婦の秘めた思いと愛を描いた感動作
こういう紹介文には弱いです。。。
西炯子著「お父さん、チビがいなくなりました」です。
そして、いや、泣けてしまいました。
一冊読み切り、中高年夫婦の物語ということで
まぁ、サクッと気軽に読んでみようというつもりだったのが、
いやいやまさかのどどっと泣けてしまいました。
共感しすぎてしまったです。。!
(以下ネタバレあります)
あらすじから~きっとよくある夫婦の話~
「夫唱婦随(ふしょうふずい)」
『妻が従順で仲が良いこと』が夫婦円満の秘訣だと言われています。
夫婦円満に見えていても実は・・・
「夫婦のことは夫婦にしかわからない」
よく、そう言いますよね。
この漫画に出てくるご主人はよくある典型的な「無口で何を考えているかわからない」タイプのご主人です。
一方、妻は夫の後ろから一歩引いて、ついていくような大人しいタイプ。
主人公が三女の、結構仕事ができる設定の37歳の女の子。
その女の子から見た実家のお父さん、お母さんの話として進んでいきます。
3人の子どもがすでに結婚、独立し、夫婦二人になった老夫婦・・・
お母さんはとても可愛らしい性格で「お父さん、お父さん、」と一生懸命いろいろ話しかけますが、とことん無口で相手にしないお父さん。
まったくすっとこどっこいなオヤジです。
多分、ずっとそのスタンスで夫婦は来たのでしょうが、二人きりになってあくまでもそんな態度のお父さんを相手に、お母さんは離婚を考えるようになります。
用事で帰ってきた三女にお母さんが「離婚しようと思うの」と告げます。
もちろん三女は慌て、姉、兄に相談したり
そして、なぜか時を見計らったように、飼っている猫のチビが姿を消してしまいます。
チビはなかなか帰って来ない、、三女の恋愛、お父さんの昔の知り合いの美しい女性の登場とともにこの老夫婦の気持ちが明かされていきます。
どちらの気持ちもよくわかります、が、、
お母さんの気持ちの部分はあまりにもよくわかりすぎて、
最後には涙があふれてしまいました。
不器用なお父さんもよくわかります。
わかります、家族やお母さんのことを思ってくれているのもわかります、ですが、女はやはりそれをちょっとでもわかるように表現してほしいんですよね。
ロボットでも、家政婦さんでもないんですから。
日々、ほんのちょっとでも気遣ってくれて、
ほんのちょっとでも、愛情表現をしてくれたら
そしたらまた「ああ、このひとのためにがんばろうかな」って言う気持ちになるんですけどねぇ
不器用だとか性格だとかでごまかしていて、気持ちが離れてしまっては遅いのです・・・
私と同じように、もうすっかり諦めてしまった世の女性方々とは、「もう強く生きていきましょうね、お互いに!」と肩を組み、終わりたいところですが(*´Д`)
こんな私とは違い、まだ無口で無関心なご主人に、少し気持ちを表現してほしいと、
そして、関係を良くしたいと望んでいるならば!
ご主人に思いつめたように、そしてさらっと
「このマンガ、サクッと読んでみてくれない?」と
どうぞおすすめしてあげてはどうでしょうか。
ちょっとはご主人、変わるかもしれませんよ。。。!
わかりませんが(コラっ、無責任!)
マンガでは・・・
そして、また時を見計らったように、猫のチビは帰ってきます^^
しかし、老夫婦の描き方がなぜこんなにのっぺらぼうなのでしょうか。
ただ単に著者がシニア世代を描くのが苦手なのか、それとも何かちゃんと意味があるのかなぁ・・・
そこだけは少し気になりますが
でも、泣けて、そして最後はほのぼのします~^^
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無料でちらっとお試し読みもできますよん。
サクっと読めて泣けます、はい~!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。