
NHKでやっていた「安室奈美恵「告白」」を見ました。
別に安室ちゃん(我々の年代はこう呼んでるかな!)のファンでもなんでもないのですが、
私が興味があったのは
引退が発表されて、それまでTVでは見なくなっていた安室ちゃんを久々に見て、
「あ、なんか雰囲気変わった」
って
昔のちょっとヤンキー少女っぽいイメージから、とっても落ち着いた優しい感じになったなぁって
15歳でデビューして20歳で結婚して一年お休みをして、それからずっと、そして今40歳になった安室ちゃんが
とても素敵な感じになっていて、
歌手の安室ちゃんというよりは、出産もして子育てもしてきて、一人の女性としてもというところも興味があったのですが、
超人気歌手だった安室ちゃんでしたが、きっと爆発的に売れた時期を過ぎてからは大変だったのではないか、そこをどう乗り越えたのか、
引退の決断をするまで、何をどんな風に考えてやってきたのだろうと、それがとても知りたかったのです。
若い頃は小室哲哉プロデュースで曲がバンバンヒットして、
でも、23歳で小室さんのプロデュースが終了して、「自分で自分をプロデュース」していくことになって
誰にも相談できない、今まで小室さんの言う通りにすべてやってきたのに、これから自分で全てプロデュースして自分でやるしかない
「正解もなければ間違いもない」
大変なのが売り上げやコンサートの動員数にも現れてきて、その頃の苦悩がやはりうかがえましたね。
大きな山がある人はやっぱり大きな谷もある・・・
その谷から、闇から抜け出すと言っていましたが、そこがとても印象的で
「自分が好きなことは好きって胸を張ってやらないと、いいものはできない」
ってなんかわかりますね。
やっぱりシンプルなのかもしれませんね。
いろんなことを考えすぎていて、「楽しむ」ことを忘れていた。
「好きなことを好きなように好きだという素直な気持ちでやる」
そして振り返ってみてどんなことも、
「経験することは一番未来へつながるもの、経験したことはムダではない」
と、
歌手として「やりきった感」がとても感じられました。
そして
「終わりは始まり」
と、
そうだなぁ、終わりは終わりだけど、そこからまた始まるのです。
終わりだけど、
何か新しいことの「始まり」なのです!
言い換えれば終わらせなければ始まらない。。。のですね!
来年は、デビューした時にもう夢見ていたという「大きなコンサートホールで引退コンサートをする」という夢を叶えられて引退するという
そして
新たな人生への希望や、期待がいっぱい感じられた番組の最後。
終始ほんとうに穏やかな、着ていた真っ白な衣装のような笑顔が印象的な安室ちゃんでした。
これは自分に言えることですが、、、
何かを
終わることばかりに向かっていると、
なんかその先はもうないような「終わり」で終わり。みたいな
でも、、、そうなのです!
終わればそこからまた新しく始まるのです!
始まりはまたまっさらなのですよ!
そこから新しく作っていけるんです。