（夕暮れ時・・・）
整体初体験（母が）
母を連れて初めて行く整体院へ。
大体、自分の親はいつまでもトシを取らないような気がしていますが、
さすがに８０歳になってしまうと
いろいろとそうはいかない現実が。。。
そうだよねぇ、自分が５０歳過ぎちゃったんだもんねぇ～
足にだいぶきてしまっている母。
それも股関節です。
なんとか杖なしでは歩いてますが、
よた、、よた、、、と歩いている状態。。
近所のかかりつけ医の保険診療では全く効き目がなく、
場合によっては人口股関節も考えようかと
専門の病院へ行こうかとも相談していたここ数日・・・
基本的に手術はしたくないと言うので、
その前に、情報誌に載っていた、前から少しチェックしていた
整体院へ行ってみることに。
ＨＰでも、とても良さげな感じだったのです。
整体院や整骨院って、ちょっと走ればあちこちに
あるのに、どこがいいのかがわからない・・・
知り合いの口コミや、
ＨＰの内容、お客様の声などで感じるものを頼りに選ぶしかない。
難しいですねぇ
しかし、だいぶ切羽詰まってきたので、思い切って！
結論としては、
「４月の花見の頃には普通に歩けるようになりますよ」
と言い切ってくださったので・・・！
喜びました！
母の場合、足の長さもほとんど変わってなく、
背中も結構真っすぐだし
手術はしなくてもいけるとのこと。
その整体院は先生の施術は丁寧な整体で体の血流を良くしてくださるのですが、
メインは
一番大事な本人の普段の生活の中での膝や股関節が痛くならない
体の使い方を教えてくださるのです。
日常の動きから改善していく、根本的なことを教えてくださるのです。
たとえば、大事なのが「お尻」（の筋肉）！
それと「腹筋」。
よく膝が痛くなってくる人が多いですが、
我々はわざわざ膝に負担のかかる動き方を知らず知らず、
普通にしてしまっているとのことです。
椅子から立ち上がる時も膝に体重をかけてよっこいしょと立ち上がるのではなく、
状態を上前方に引き上げる意識でお腹でスッと勢いよく立ち上がる。
歩く時も足を前に出すんじゃなくてお腹から胸、状態を引き上げて
胸をはった感じでスッスッと前にカラダを出すと足が付いてくる感じで歩く。
体幹を意識するという感じでしょうか。
「足」は足の付け根からが足じゃなくて
骨盤からが足。
そして、足だけを使うのではなく、
お尻の筋肉や腹筋を使う。
やはりよく聞く「スクワット」っていうのは
お尻や腹筋を鍛えるのに
いいんだなぁと思いました。
母が教えてもらってやっていたこととしては、
あお向けに寝転んで、骨盤（お腹）をゆらゆら動かす。
（この時足を動かすのではなく骨盤をゆらす）
足しか動かせない人も多いそうです。
うつ伏せで足を片足づつお尻から持ち上げる
だんだん反対側の足のほうへ斜めに持ち上げる
椅子からの立ち上がり方を実践する
（これがなかなか難しいようです。どうしても膝に体重をかけて
ゆっくり立ち上がってしまう）
椅子に座って顔の位置はなるべく変えないで
お尻を片方づづ浮かせる、
片方づつ浮かせながら体をねじり、後ろを見る
（ふわぁ～とゆっくり）
これは一緒に私も実践。
これは普段、椅子にすわりっぱなしの仕事中に
取り入れられそうです。
そして
全身が映る鏡の前に立ち、ささえのスティックを両手に軽く持ち、
少し足を広げてまっすぐ立ち、片足づつ前に出しては後ろへ戻す。
この時も腰から前に。顔を下に向けず、前をしっかり見ながら、
そして足をそのまま真っすぐ引き
まっすぐ戻る
この真っすぐに戻るのが難しいようです。
どうしても足を戻す時に残っている足と揃ってしまうのです。
母も、「こんなことはやったことがないわ～～」と
言いながらどれも必死。
母の場合は膝はよく曲がるし、立つと足も真っすぐなのですが、
やはり股関節周りの筋肉や筋がとても硬く
股関節が固いとのこと。
あお向けに寝て、足をお腹の方へ引き寄せた時に
８０°位しか曲がってこないのです。
これをもっと柔らかくしないといけないということでした。
そして、上半身の肩甲骨もやわらかくするのが大事とのこと。
腕に余計な負担をかけないそうです。
その場限りの痛みを取ったりほぐしたりするだけではなく、
日常の動きを根本的に改善していくということなので、
私もとても勉強になります。
まぁ～～、母には最初はなかなか大変なことかもしれませんが、
そこは、頑固だけれど、頑張り屋の母であります。
頑張って実践して、だんだん良くなってくれば
どんどんやる気も出てくるだろうし・・・
そうなってくれればいいなぁと思いつつ、、
あ、それから、睡眠も大事だと言っておられました～
なるべく睡眠時間しっかり取りましょねーーーわたしだよっ(;´Д｀)
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
