
こんにちは、メグです^^
「ガッテン!」で世界中で研究が大きく進んでいるという、「認知症」の予防に働く!栄養素「葉酸」について紹介されていました!
名前だけは知っていた・・・くらいの栄養素だったビタミンM=「葉酸」。
我々50代からの世代には、切実な病の一つ「認知症」。
ほんとに日々実際に、脳の衰えを実感していますし(;´Д`)全く他人事ではない、、、、
しかもできるだけ、なんとか、本当に、避けたい病の一つですよね。。。!
認知症対策としては「睡眠」や「有酸素運動など体を動かす」ことも大切と言われていますが。。。
睡眠不足のお話しをしました→

この認知症予防の情報に関しても、日々とても敏感になっていますが、
ビタミンM=「葉酸」に大きな予防効果があるとは全く初の情報でした!
「ガッテン!」で紹介された「葉酸」の情報について、お伝えしてみますねー!
目次
「葉酸」とは
「葉酸」とはビタミンの一種で、植物が光合成によって作り出す、生き物を成長させる「細胞分裂」に欠かせない栄養素。
新しい細胞がお母さんのおなかの中で作られていく赤ちゃんにとっては欠かせない栄養素で、
妊娠期のお母さんにはサプリなどで摂取が勧められていますね。
海外や、日本でも結果が
さて、その葉酸の効果については
ノルウェーとイギリスの研究者が共同で高齢者156人を2年間追跡調査し、脳に萎縮が起こった範囲を調べたところ、
この「葉酸」を毎日摂取したグループはそうでないグループに比べると、脳の萎縮した部分が半分以下だったそうです。
また、日本の18歳の工業高校生、保科さんが自分の好きな「おたまじゃくし」を元気で長生きするためにと、エサに「ほうれんそう」を与えたところ「カエル」になる確率が高かったので、もしかしたらと更に「葉酸」がたくさん含まれている「鳥レバー」を餌に与えて、おたまじゃくしの成長が早いという結果を得、それが「葉酸」の効果だということを発見し、科学コンクールで賞までもらってしまったそうです。
名前だけは聞いたことがある・・・くらいの栄養素でしたが、、、
その「葉酸」がなぜ認知症の予防につながるのでしょうか。
葉酸のパワーその1.
その大きな働きの一つが初めにもお伝えした、生き物を成長させる「細胞分裂」です。
細胞の中にあるDNAを作る時に欠かせないのです。
たった一つの細胞が、お母さんのお腹の中でわずか一年の間に一人の人間に成長するという「赤ちゃん」の成長のために妊娠期に摂取が勧められている栄養素というのは当然ですね。
一番最初は猿の貧血に関わりがあったことから「ビタミンM(モンキーのM)」と名がついていたそうですが、その後はもっと他のものからも見つかったということで、名前が変わったそうです。
とても大事な栄養素ですが、普段は全くといっていいほど意識していないのではないでしょうか。
私達は普段の食べ物から普通にこの「葉酸」も実は摂っているということです。
「葉酸」が含まれている食品は
野菜では
ほうれんそう、豆苗、水菜、ブロッコリー、サラダ菜、菜の花、オクラ、小松菜、ニラ、春菊、枝豆
という葉物野菜が多いですね。
その他の食品では
イチゴ、海苔、卵、納豆、豆腐、鶏レバー、緑茶、きなこ
ということで、
なるほど、確かに特に変わった食品ではなく、普通に摂っている野菜などに含まれてはいるのですね~!
葉酸のパワーその2.どうして認知症予防につながるのか
実は「葉酸」が細胞分裂を手伝う栄養素だということは昔から知られていたそうですが、今回の新しい情報は「悪者を更生させて良いものに変える」という「他のビタミンではできない働きがある」ということなのです!
悪者とは「ホモシステイン」というもの。
この悪者「ホモシステイン」はどんな悪さをするかといいますと、脳に向かって「活性酸素」を出し、脳の細胞を死なせてしまい、結果として脳の萎縮が起きる「アルツハイマー」の原因の一つになり、
また、「活性酸素」は血管の老化にも影響を及ぼし、動脈硬化や心筋梗塞の原因の一つになったり
活性酸素の血管に及ぼす影響のお話しをしました→

また、骨をスカスカにしてしまい、骨粗しょう症の原因の一つにも・・・!
この「ホモシステイン」というものは、私たちが肉や魚、たんぱく質を食べた時に摂取した、普通は肝臓で働いているアミノ酸が、働くうちになんらかの理由で化学変化を起こして悪者に変身してしまったものなのです。
そして、この「ホモシステイン」は「葉酸」によって「更生」され、肝臓でちゃんと働く物質に変えられるそうなのですが
一度「ホモシステイン」になってしまうと、他のビタミンではもうどうしようもなく・・・・
この働きは「葉酸」にしかできない。ということなのです!!
へえ~~!!とかほぉ~~!!とか感心することしかり・・・!!
いや、「葉酸」、すごいです・・・!!
葉酸は一日どれくらい摂取すればいい?
実は日本で決められている推奨摂取量は一日240マイクログラムで
先ほどの食品の量にしてみますと
「海苔1枚、緑茶一杯、卵1個、ほうれん草一束、ブロッコリー5切れ、イチゴ2個」
(合計が約240マイクログラム)
なのですが、
実は・・・・もっと摂った方がいいのではないかとおっしゃっている栄養大学教授の香川康雄先生によりますと、
一日推奨は食べ物から摂るなら400マイクログラム
これは妊婦さんや成長期の若者はもちろん、高齢者にも先ほどお話しした「ホモシステイン」を減らすためにもという数字で、香川先生のプロジェクトが行われている坂戸市では高齢者の方がこれ以上に摂取をして、実際に「ホモシステイン」の減少の結果が出ている数字だとのことです。
外国では「400マイクログラムが推奨」と決められていて、世界の81か国ではなんと、穀類に法律で葉酸を加えることが義務づけられているそうで、葉酸の入っていないものは販売してはいけないとのこと!!
それくらい重要視されている栄養素なのですね!!
では、なぜ日本では240なのかというと、「貧血が起きないよという推奨摂取量」だそうで、その数値で決めて今日まできてしまっているとのことなのです。
番組では、外国で実際に葉酸をたくさん摂っている高齢者の方が、少ない高齢者よりもアルツハイマーにかかる率が下がっていたり、
日本では心筋梗塞などの虚血性疾患で亡くなった人を調べて、多く摂っている方が割合が少ないという研究結果も公開されていました。
ということで、
日本人の葉酸摂取量は一日平均約277マイクログラムだそうなので、少し増やすように意識すればいいとのことなのですね。
◎ほうれん草でいうと一束(約60g)、豆苗80g、納豆2パック、焼きのり2枚、がそれぞれ約120マイクログラム、
あとは煎茶だと一杯(100g)が16マイクログラム含まれているとのことです。
(ただし葉酸は光で分解されてしまうので、淹れたてのお茶がいいとのことです)
葉酸摂取で注意するポイントは
・サプリメントの場合は摂取量等表示の取り方を守る。(サプリメントや強化食品の場合、1mg/日を超える摂取は健康障害の可能性があります)
・葉酸は水に溶けだしてしまうので
例えばブロッコリーなら茹でずに蒸す。(ゆでると45%になってしまいますが、蒸すと90%近く残るとのこと!)
ほうれん草なら炒める。(茹でると80%に減ってしまいますが、炒めると98%だそうです)
蒸したブロッコリーや炒めたほうれん草なら小皿一杯を追加するくらいでいいとのことですね。
野菜高騰中
とはいえ、この記事を書いていてる2018年1月現在
野菜高騰中(;´Д`)
前年の10月頃の生育期の台風や雨の影響だと農産部の社員さんが教えてくれましたが・・
我がスーパーでも上記でご紹介した野菜、特に葉物野菜は軒並み高い・・・
なかなか厳しいですね。。
ほうれん草1袋298円とか・・「ないわ~~(;´Д`)」
小松菜あたりはそれでもなんとか100円代後半の時もあったんですが、これまでも200円代越え・・・
ブロッコリー1株298円とか、、、、もう買う気になりませんよねぇ。。。
しかし、先日!なんとっ、その中でもチラシで89円で残り1袋にまで迫っていた「豆苗」をゲット!!
いやーーー、苦労します・・・・・・
あ、「豆苗」はいいですよ!
一度切ってもそのまま豆の部分を水につけておいたらまた伸びてきて使えますよ!
ということで
納豆、豆腐は価格は変わりませんし!いいたんぱく質摂取源でもありますので!
そして、しみじみと緑茶を味わうといった感じで・・・
がんばりましょう~(>_<)
まとめ
我々の年代に大変重要な、認知症予防のために重要な栄養素「葉酸」について、NHK「ガッテン!」で紹介していた内容をお伝えしました!
職場は同じ世代が多く、ここのところは突然亡くなった、倒れたり、、ということが続けてあったりもして・・・・
昨日まで、最近まで、ほんとに元気で、普通にしてて、全くわからなかったという話もあり、、
本当に自分の身体のことも、なかなかわかりませんので。。。
いくら物があってもお金があったとしても、健康でなければなんにもなりません。。。
価格高騰もありますが、チラシを要チェックして?!
取り入れていきましょう~~!
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。